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◆困ったときの晩秋の情景(笑)
アーマーモデリング誌のオファーで作成したヴィネットです。提供していただいた新製品のキットを使用して思いつくまま作成しました。
キットは35mm対戦車砲と食事をする大外套を着た3体のセット、それだけで一つのストーリーを作ることが出来る、今までのドラゴンにはない意欲的なキットです。(あくまでヴィネットマニアにとってはですが(笑))
対戦車砲は旧キットからの流用です。
武器マニアからはいろいろと指摘があるのでしょうが、知らぬが花(笑)細いパーツを真ちゅう線に変えただけでストレート組みしています。
フィギュアは大外套と略帽着用の兵士、立って食事をしているフィギュアが2体、しゃがんでナイフで缶を開けようとしているフィギュアが1体、装備をつけているわけではないので簡単に出来るか?と、なめていたのですが、これが大誤算・・・
コートのすそが分割パーツになっているのですが、パーツ間の合いが非常に悪く、その整形に非常に手間取りました。継ぎ目を装備や塗装で隠せませんからパテを盛っては削るをずいぶんと繰り返しました。
同じくヘッドもなんだか過去のドラゴン製品とは別物。。もちろん良い意味ではなく、別パーツの略帽が別のキットのものが紛れ込んだのか?と、思うほどに合いませんでした。
これがキットレビューをかねてないものであれば、サードパーティのヘッドに交換決定!なのですが、そうは行きません、お顔のパーツを削りこみ、隙間を埋めるためパテで髪の毛作り何とか事なきを得ました。
※すでに二年前のキットレビューで時効でしょうから書きました(笑)
グラウンドワークは、特に苦労も無く(笑)作成。
パッケージのイメージを取り入れるため、季節は晩秋に、フィギュア作成に意外なほど時間をとられたので得意の季節を作ることで時間短縮もかねていますw
普通、この手のヴィネットを作るにあたってのレイアウトは「極力コンパクトにする」と言うのが鉄則なのですが、すこっつは逆に、主人公に対してどれほど大きめのグラウンドワークをマッチさせるか?を、主眼においています。作っているのは「情景」で、フィギュアもある意味その中の一要素と考えているからです。
もちろんヒストリカルフィギュア単体などの例外も多々ありますが、この作法が一番やる気が出るようです。
グラウンドワークは、おなじみ、白樺の若木の黄葉、紅葉よりもはで過ぎずミリタリーものにもマッチします。秋のシーンを計画中の方、どうぞ黄葉をお試しください、見た目よりもはるかに簡単、しかも存在感のあるあでやかな情景がお手軽に出来ます。
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20160216記
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