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◆◆クルセーダー ヒストリックアート70mm(1/24)2013年作◆◆

    
●グラウンドワークの作成グレーの部分がオリジナルのパーツ、延長した部分はスタイロオームを芯にして木工用エポキシパテで肉付けしたもの。。ベースが大型だったのでそれにあわせてグラウンドワークもかなり大きくしているのがお分かりいただけると思います。 ●エポキシパテを盛った後、湿らせた歯ブラシでたたくようにして表面にテクスチャをつけます。質感が足りない場合はルーターで削り込んでも良いでしょう。後ろ側の石積みの「目地」部分はルーターで後つけしたもの。最後に小石をあしらいます。接着はゼリー状旬着。
    
●作成途中にもこまめにベース、グラウンドワークフィギュアのバランスを確認しつつ作業します。特にこの作品の場合、下のベース部分が大きかったので、バランスをとるためグラウンドワークを大きく作りました ●主人公部分が弱かったので、後ろに立ち木を立てることに決定、すくすくのびた樹では面白くないので、盆栽の古木をイメージして作ることに。針金を適度に曲げ、芯にアサひもを巻きつけた状態。
   
●木工用エポパテを帯状にしたものを芯にらせん状に巻きつけていきます。この段階では取り外しができるように地面側には離形剤代わりにメンソレータムをたっぷり塗りつけています。 ●取り外した状態。こうしておけば根の間などの手や筆が入らないところを先に作りこむことができます。
   
●枝の作成。アートフラワーの地巻きワイヤーの#30。数本をより、最後に瞬間接着剤をしみ込ませて固定します。ツタも同じく地巻きワイヤー ●グラウンドワークにセットしたところ、小石はあえて「浮石」にして、あえて不安定な雰囲気を演出しています。 
   
●フィギュアの後ろにボリュームが出たので、全体にバランスが取れました。地面にさらに根を這わせました。この作業楽しいのでつい夢中になってしまうのですが、くどくなるのでほどほどにしましょう(笑)  ●写真が飛びましたが、塗装はセラムコートの筆塗りです。下に行くにつれ暗くするのは当然ですが、軽くつやを加えて湿度の表現をしても面白いでしょう。ついでに少し緑を加えてコケの雰囲気もだしました。鹿の毛、シダ、草、ホウキ草、枯葉なのでアクセントをつけます。満遍なくあしらうのではなくムラにアンバランスにしたほうが面白みが出ます。 
   
●フィギュアの塗装。グラウンドワークとの色味をあわせるため、この頃からフィギュアは最後に塗装するようになりました。サフを吹き付けたところ。マントやチュニックの破れ方がかっこいいですね♪  ●普通、フィギュアはお顔から塗装することが多いのですが、すこっつの場合、お顔は最後。最初に塗ると汚してしまうことが多いという単純な理由です。色は毎度おなじみ、黒字に白十字の初期のころのヨハネ騎士団。理由は簡単、かっこいい(笑)
   
●服の塗装が終わり顔の塗装も完了した状態。頭をどう処理するか悩み中。チュニックの黒は、単純に黒で塗装するのではなく、青・赤・紫などを混色すれば深みの上品さが出ます。ちなみにこれは青紫、黒:1青紫:5ぐらいのバランスで基本色を作っています。  ●頭は少し青みがかった剃り跡にしようと思ったのですが、なぜかこの日に限り筆のコンディションが悪くムラムラに・・ところがそれが薄毛っぽい感じに仕上がり意外といい効果が生まれました♪
   
●おおよそ完成。チェーンメールは使用感を出すため、薄めのブラウンでレイヤーをかけています。また、マントやチュニックのすそは強めのハイライトをエッジの部分に加え、強調しています。   
   
 

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