◆◆ドイツ軍国防軍西部戦線1944(1/35)マスターボックス2012年作◆◆

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◆2012年アーマーモデリング誌作例

アーマーモデリング誌で、春夏秋冬ビネット四部作を企画、その連作のうちの秋バージョンとして作成した作品です。

主人公のフィギュアはマスターボックスの「ドイツ国防軍 西部戦線1944 German Infantry Western Europe 1944」無改造で作成しています。

服装から、状況を初秋とし、フランス~ドイツ国境のいかな町でのゲリラ掃討をイメージして作成しました。

フィギュアの服装が4体とも迷彩色なのですが、フィギュアがカモフラージュで背景になじんでしまうと作品的には破綻してしまうので、背後のストラクチャは補色に近い赤のドアと窓に仕立てあえて「目立つ」ようにしています。
それならカモフラージュの意味がありませんね(笑)

組み立てはポンチョの2体はかなりのすり合わせが必要でしたが、難しいものではありません。
ただ、ドアを蹴破るシチュエーションですから、それぞれの位置関係と視線、顔の向きには細心の注意をはらいました。

グラウンドワークとストラクチャ、小屋はドイツに近いと言うことでハーフティンバーに、ヘンゼルとグレーテルが出てきそうな雰囲気に作りました。
廃屋ですが部屋の中は空っぽにはせず、さまざまな物が置き去られている状態にし、生活感を出しました。
この辺りにどれだけ注力できるかが、このサイズの情景の成功のキモと言えるでしょう。

木立は、背景が暗いものになったので、あえて明るい「黄葉」に、白樺の立ち木を仕立てました。
落ち葉も紙創りさんの黄色の落ち葉にして一面に撒き散らしました。
木の葉は白樺とは形が違うのですが、雰囲気抜群なのでイメージを優先して使っています。

愛着のあるものの一つなのですが、コヨーテメンバーで名フィギュアペインターのコンラッドさんがずいぶん気に入ってくださったので、プレゼントすることとなりました。






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