◆◆ドイツ騎士団長 75mm(1/24) スケール75 2015年作◆◆

 
●レイアウト開始、大まかに組み立てたキットをグラウンドワークにセッティング75mmサイズを遙かに超えるビッグサイズの固定に耐えさせるため、あり合わせの杉の角材を足下に固定した。それ以外は軽量化のためいつものスタイロフォームとスチレンボード。
●ひょろんと立つ針金は、木立用のマーカー。高さと場所を設定するために立てたもの。木のベースは檜材の式台にオイルステンとサンディングシーラーで塗装したもの。篠山辺りの道の駅で買ったと思う・・・
 
 
 
●グラウンドワーク開始、今回もw、古城の石垣風工作。
手前は石粉粘土のらドール、上の部分は木工用エポキシパテ。
 
●小石を接着する。主に鉄道模型用のバラストを使用。あえて「浮き石」にして不安定さを演出する。ただし、大きな石はある程度地面に埋めた方がいいかもしれない。
 
   
●硬化したラドールにルーターで表情をつける。角などは欠けたようにして古びた感じを演出する。 ●ブラックサーフェーサーを吹き付け、全体の調子を確認する。場合によっては粘土やパテで再度調整する。 
   
●おなじみ古木の作成。まず、筆に離型材代わりのアルミ箔を巻き、その上から芯にするための針金の軟線を螺旋状に巻く。
 
●おなじみ、モデラー界のISP細胞、木工用エポキシパテ、どんな場所ででも販売されていて、便利。硬化が早く切削性着色性に優れ、グラウンドワーク作りには最適。
 
   
●木工エポパテを針金に沿うように螺旋状に巻き付ける。これが芯になる。
 
●続き、内側の「舎利」部分と外側の樹皮部分を作成する。こちらは硬化に時間がかかるがその分納得できるまで造形できるミリプットパテで作成する。
 
 
 
●木工用パテやミリプットパテでねじ曲がった幹や節穴を再現する。難しいが成功すると効果抜群のプロセスだ。  ●樹皮を木工用パテで再現しているところ。硬化は早いがテンポよく作業を進められる。
 
 
●根の作成、こちらはミリプットパテを使用。補足のばしてテーパー状にし、その上からスパテラで筋をつける。
 
●できた根をゼリー状旬着で点付けする。この時固定するのは両端のみ、仮に固定しておきその後軽く根をねじりながら地面に押しつけていくと自然にねじ曲がった状態が効率よく再現できる。
 
 
 
●根の完成。黒色の地面の上だと根の張り具合がよくわかるので、レイアウトしやすい。針金の軟線をよじったもので枝も作った。
 
●同じものを反対側から見た状態。根の張り具合がおもしろい。
 
 
 
●根が少なかったので少し追加した。硬化後さらに追加してやると根の上に根がさらに伸びた表現が簡単にできる。
●細い枝の作成。こちらはいつものアートフラワーの裸線#30 
 
 
●塗装の開始、面積が大きいので下地はラッカー系塗料を吹き付けた。木と石はライトグレー、土部分はマホガニー。
●今回は筆塗り前に細かくエアブラシで色を吹き分けた。
 
 
 
●同じく反対側より。塗料につやがあるのだが気にしない。
 
●筆塗りで表情をつける。基礎的な色を塗ったら海綿で銭コケの表現をつけたり、ダークグリーンで水苔の表現をしたりする。
 
 
 
●続いてグラウンドワークの素材でさらに表情をつける。おなじみ紅茶の葉っぱで腐葉土を、ほうき草で枯れ草を表現した。所々に見えるコケは鉄道模型用のシーナリーパウダーを付け塗装したもの。
 
●根の間の断層部分の再現。粘土でいろいろな石の状況が再現できるのでこのごろはバークチップは使わなくなりつつあります。
 
 
 
●完成した盆栽・・もとい、グラウンドワーク、舎利部分は明るくしてアクセントとした。
 
●反対側、こちらは石垣が単調に見えたので銭ゴケ等でアクセントを付けた。
 
 
 
●フィギュアの塗装。ヘッドは大きくしかも非常によくできているので塗りやすい。なびくターバンのあまりひもは別パーツ、芋付け指定なのだが、真ちゅう線で固定している。
 
●服のしわはへげ傷が結構あるので丁寧に整形する必要がある。今回はマントとチュニックはアイボリー、文様はどいつ騎士団長のものとした。
 
 
 
●楯以外完成の図、なかなかかっちょいい・・
 
●インターネットの資料を基に騎士団長の文様を塗装。忍耐の二文字だ。ちなみに騎士団長の文様はそれぞれの団長によって違う。
 
 
 
●楯とワシの文様を塗装したところ、右上の穴は矢が刺さる部分。
 
●精根尽き果てて、ライオンの文様はドライデカールを使ってしまった。残念ながらイマイチの出来て、このフィギュアの大きなマイナスポイントとなってしまいました(涙)
 
 
 
●それでも完成後の達成感は大きいものがありました。なにせ腱鞘炎で痛む手首をかばいつつ、こんな大きな鉛の固まりを塗ったのですから(笑)
 
 
 

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