◆◆りんごの木の下で フェニックス54mm(1/32)2015年作◆◆

 
 ●オリジナルのベースがあったのですが、オミット。スタイロフォームで手前に低い坂状態のレイアウトに。
ベースは手持ちのストックの塗装済みのものを使用。
 
 ●木工用エポパテでフィギュアのした部分を作成。特に寝ている兵士は密着間がほしかったので本体に離形剤としてメンソレータムを塗り、地面に塗りつけたエポパテの上に押し付けて密着させています。
リンゴの木も同様に外れるように作っています。
 
 ●枝をアートフラワーの#30はだか線で作成、たわわに実った状態にするため、たっぷりと枝をつけました。
枯れ木と違い葉っぱをつけるので、それほど樹の姿を気にする必要はないでしょう。
 
●フィギュアと樹本体にサフを吹き付けた状態。背後が淋しかったので急遽ヒノキ材で作った垣根を追加。
ついでに木の根も追加しました。
 
 
●グラウンドワークに表情をつけます。
下地は紅茶の出がらしを乾燥させたもの、腐葉土の表現に最適です。垣根はオイルステンで下地塗装した後、シリコンバリーヤーを塗装、その上からアクリル塗料で塗装しワイヤーブラシではがしてはげちょろ表現。
 
 
●おおよそグラウンドワークの完成。丈の長い草は鹿の毛、木の葉はミニネーチャーのものを下地に紙創りさんの雑木を加えたもの。シダの葉も紙創りさんのもの。 
 
●リンゴの実を作成。樹脂系粘土に水性アクリル塗料で着色したものを使用しています。
何でか?ですって??
この上から皮の色を塗り、その後軽く皮をはがすとリンゴの実が見えると言う趣向♪
 
 
 ●リンゴの実を塗装後、樹に接着してグラウンドワークの完成。
ちなみにリンゴの実は真っ赤にすると目立ちすぎて下品なものになります。
下半分をライトグリーンに塗ると全体的に落ち着いた雰囲気になります。
 
 ●苦虫おじさんの作成。
古いキットですから、あまり詳細にこだわらずに適当に塗装しました。
資料のないキットだったので、思いつきでイギリス陸軍の軍服にしたのですが、偶然それが正解だったようです。
 
 ●軍服のモールからして中佐殿と思われます。
高級将校はモールやボタンは金なので、派手目に塗装しています。
ボタンとモールは違う金色を使い違いを再現しています。
 
●サボり中の兵隊さん。
お顔の中心にテーパーがあり、なかなかの難物でした。
丁寧にモール度を掘り返し何とかものにできるようにしました。
将校さんと違い、服はシンプル。白はアイボリーを強く上着の赤も少し色あせた感じで塗装しました。
 
 
●本当は、トリコーン(三角帽)の上にチョウチョか小鳥を止めるつもりだったのですが、電池切れしてしまいました。
若者はふるさとの恋人の夢でも見ているのでしょうか?

でも、この後、たぶん鞭打ち・・・・・

 
 
 

Copyright (C) 2016 .HAKONIWA CLUB AllRights Reserved.



無断転載禁止