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◆「どや?のおじさん」と言われたおじさん
以前なら考えもつかなかったことですが、小さいメーカーと直接インターネットでつながることが出来るようになり、なんとも面白い製品が簡単に手に入るようになりました。
これはそれの代表格のような製品、ジャパンミリテールフォーラムの主催者Kazufumiさんに紹介していただいたロシアの新興メーカーキャッスルミニチュアの名品です。
主人公は、イギリス最古の叙事詩の主人公「ベオウルフ(らしい)」フィギュアのカテゴリーからすると、厳密にはヒストリカルフィギュアと言うよりもファンタジーフィギュアなのかもしれませんね。
キットはレジン製なので重量感がなく、少し残念ですが、シリコンで抜ける限界の超精密な造形これはもう、芸術作品としか言いようの無いものです。
主人公の服装から年代を推測するとローマ時代の終わりぐらい、ちょうどアーサー王伝説のころの装束でしょうか?グラディエーターを髣髴させる肩のプロテクター、ぼろぼろの毛皮のチュニック、手に持つ角の杯、そしておじさんの表情!!!
付属のベースも巨人の(主人公が倒したと思われる)骸骨が付属していたりと、やる気にさせてくれる内容です。
オリジナルを最大限生かすようにして、ベースの改造は軽めに仕立てました。
うれしいことに、なんとなく名刺代わりに持っていった関西AFVの会でフィギュア賞をいただけました。
でも、これ、すこっつの実力と言うよりも、このフィギュア自体が持っている存在感が出した結果ですね。
海外のサイトでもよく取り上げてもらう愛着のある作品の一つです。
20160219記 |