◆◆ディアハンター(1/35)ドラゴン2012年作◆◆


   
■レイアウト開始。まずスタイロフォームで構想を練る。ベースはストックの塗装済みの物からチョイス。道が途中で崩落した状態を表現する予定。 ■断崖にへばりつくように通っている杣道を表現するため、背景はぎりぎりまで薄く、そして作品の構成として破たんぎりぎりまで高くした。 
   
■背面部分をボール紙で作り、崖の作成開始。おなじみバークチップは使わずすべてを石粉粘土にて作成した。メーカーはこだわらないがラドールを使用。まず一番メインとなる部分を作成していく。   ■こまめにフィギュアをセッティングしレイアウトに破たんが無いように注意しながら進行する。同じ場所ばかり作業に集中すると単調になるので、あえて作成の箇所をこまめに変え水で浸食された場所、がれた場所、岩盤等変化を付ける。
   
■単調になったので、思い付きでがれ場の表現を加える。鉄道模型用の丸石を複数サイズ用意し適当に並べる。 ■おおよそ完成の状態、ざっと四通りの表現を加えている。道はノミなどで岩盤を削った状態、道の左上部分は岩盤、道の下部分は水の流れで浸食された表現、そして右部分は崩落した状態。 
   
■ほぼ完成した状態。日ごろ使うエポキシパテとは違い硬化に時間がかかるので一週間ほど時間を使った。ただ、引けもあまり出ず繊細な表現もでき、この後ラドールは定番の材料となりました。  ■背面の状態。珍しく後ろはなにもなし(笑)リキテックスのセラミックスタッコで塗りこめ。
   
■塗装開始、手前下部分は渓流部分、プール状態にしている。下地はジェッソのバーントシェンナ。  ■基礎の塗装が終了した状態。塗装はセラムコート、筆塗りしている。エアブラシの方が効率的なのだが、面白みに欠ける気がするのが理由。  
   
■天面にジョーフィックスの草を植えたところ、高山のイメージのため緑はあえて使っていない。単調になるのを避けるため、中央部分と右側に崖が崩れた表現を加えた、がれた部分は少しトーンを落とし、崩れて間もない雰囲気にしてみた。  ■上からみたところ。道は人工的に岩盤を掘って作ったように表現した。 
   
■下半分、渓流部分は色とつやを変え水で湿った状態を表現した。また落ち葉をあしらって変化を加えている。  ■渓流の作成。川底部分にはレジンを注入するため、液漏れを防ぐためにたっぷりのグロスバーニッシュを塗装、これは液漏れ防止とともに気泡が付く事を防ぐ効果もある。 
   
■グロスバーニシュッ乾燥待ちの間に鹿の毛で丈の高い草、そして紙創りさんの落ち葉などをあしらい変化を付ける。  ■川底の完成、流木をあしらうと変化があって面白くなる。 
   
■塗装と基礎部分の完成。草木も少ない高山のイメージだが、とにかく単調にならぬように色の濃淡と艶で変化を与えた。  ■ベースの上に仮置きした状態。ベースを含めた状態で一つの完成品、グラウンドワークとベースとのマッチングは非常に重要だ。
   
■初めて本格的にフィギュアの作成を開始する。最終的に左の倒れた兵士はやめた。この後もう少し変化を与えるため左下に朽ちた針葉樹を追加した。  ■ストーリーテリングに重要なストラクチャ、崩れ落ちた橋。この橋がないために先に進めず遠方からの射撃をしているわけです。杉の端材で作成。 
   
 ■渓流の流れの作製。離型のために下にアルミホイルをセット。石粉粘土で原型を作る。 ■乾燥後離型。三つのパーツに分割。 
   
■シリコンで雌型を作り、写真のホビーキャスト(即硬化型透明レジン)を流し込む。  ■水の原型の完成。この状態だと氷砂糖にしか見えない(笑) 
   
■透明レジンをセットした後隙間に「12時間硬化形の透明レジンを流し込み地面と一体化させる。液漏れに注意!!  ■水のしぶきと流れをリキテックスのジュエルメディウム、ブレンデッドファイバーで表現する。 
   
■橋をセットして渓流の完成。  ■グラウンドワークがさみしく見えたので枯れた針葉樹を追加i。バルサで芯を作りエポパテの樹皮、アートフラワーの枝、いつもと同じ技法。 
   
■フィギュアはドラゴンのキット二種類から選抜。ベルト、バックルなどの自作。また銃を持つ指の調整と銃眼を見る視線お調整は必須課題だ。   
   
   
   
■リュックサックは旧キットの物、一つしか含まれていないのでレジンで複製した。ザイルは銅線をそれらしく束ねたもの。  ■登山の装備なのでバックルがやたらと多い、湯っ子でかたどりレジンで複製。ちなみにバックルはヒストレックスのもの。 
   
■ピッケルの方向が反対では?と、金子達也さんから指摘を受ける(笑)   
   
  ■はいはい、エーデルワイス章は忘れましたよ!!途中で気が付いたのですが反対側で見えないので、ま、いいかと・・・キヤコンの審査員さんはそんなこと許しません(笑)気が付いたのは金子さんですけど(汗)
   
   
   
   
   
   
 

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