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◆ヒストリカルでもAFVでもないもの・・
マシーネンクリーガーのファルケです。
初めてのヒストリカルやAFV等の実在の車両や人物でない造形です。
以前からAFVやヒストリカルもの以外のキャラクターものを作りたいとは思っていました。
ただ、作りたくてもそれぞれのストーリーやキャラクターに思い入れが無いため、ある意味無資格者、造形的にたとえ面白くても作るのにためらいがありました。
いつものようになんちゃって造形をしてしまうと原理主義者さんからお叱りを受けそうですからね(笑)
そんな中、「マシーネンクリーガーシリーズ」と言う、ざっくりしたストーリーと設定はあるものの、原則、自由造形、自由設定OKのジャンルがあることを知りました。
また、考証などで縛りがあるカテゴリーに閉塞感を感じるモデラーの間で人気が出ていることも知りました。
さっそく、すこっつも飛びつきました、造形的にも面白いものが多く、いろいろ迷ったのですが、マシーネンデビューは反重力装甲戦闘機「ファルケ」にしました。
買ってきてみて早速パッケージを開けると、想像よりもはるかに大きい・・しかも、作り方としてはまず内部構造を作成、接着後外部整形、塗装となるプロセスが、やったことの無い飛行機模型と同じであることに気がつきました。
最初からセミクラッシュモデルにすることにしていたので内部も再現する必要があり、デビュー作であるにもかかわらず自らハードルを思いっきりあげてしまうこととなりました。
作成は、そんな訳で順調とは行きませんでしたが、考証がいらないのである意味ディティール作成には失敗が無いわけです、その点、気楽に作成出来ました。
塗装はお気付きの方もいるかもしれませんが、第一次世界大戦のイギリス軍戦車の基本塗装プラス、フランス軍のマーキング、自由度高すぎ(笑)
スコードロンのトランプマークと、トランプ型のキルマークはデカールを自作しました。
これはかなり気に入ってます♪
※ちなみに我が家ではカラーリングから「イモリ君」と呼ばれています。
設定も思いっきり勝手し放題w、あるエースパイロットが交戦中に欧州の古城の廃墟に柱をなぎ倒しながら不時着。
足を痛め動けないでいた所を捜索隊に発見され、応急処置を受け、救助のヘリを待っているシーンとしました。
城の古代ギリシア式の石柱やライオンの像などを自作、フィギュアは、救助隊の男性2体はハセガワのキット、ヘッドのみオーロラモデルにコンバートしています。女性パイロットは、体を自作、お顔はこちらもオーロラモデルを使用しています。
また、アタックザックや旧式のハンディートーキー、ファーストエイドキットなども自作しています。
レイアウトに関しては、コンテスト用として作戦が盛り込まれていまして、実は作品を正面から俯瞰的に見たとき、フィギュアと視線が合うようレイアウトしています。
要するに救助ヘリ側からの視線となるわけです。
が・・・
実は審査員さんに見られたときにちょうど作品が正対するようなっている訳でして(笑)
何から何まで全て初体験のマシーネン作品サイズの大きさにだけは閉口しましたが、それ以外はとっても楽しく作成しました。
ちなみに、ハセガワさんのJMCコンテストにエントリーしました。
結果はありがたいことにマスターズ賞をいただきました。
マシーネンシリーズは今後もちょこちょこと楽しんで行きたい思っています。
20160305記
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